「とりあえず必要だったから…」
夜中にドンキで買ったカーテン、正直いって失敗でした。
遮光性は甘く、サイズも合わず、生地もチープ。結果として、電気代も睡眠の質もガタ落ち…。
この記事では、そんなリアルな失敗談をもとに、「ドンキ カーテン 失敗」で悩む方に向けて、なぜ安物買いが損なのか?どう買い直せば正解なのか?を徹底解説します。
おすすめの買い替え先・機能の選び方・後悔しないための5ステップまで、全部まとめました。
「もう二度とカーテンで失敗したくない」という方は、ぜひ最後まで読んでください。
目次
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夜中にドンキで買ったカーテン、失敗のはじまり
それは、引っ越し直後の深夜。急いで必要だったカーテンを、近所のドンキホーテで購入したことが始まりでした。
選んだのは、遮光と書かれた1,980円の既製カーテン。色は無難なベージュで、手触りは少し薄め。でも「とりあえず必要だし、これでいいか」と思って購入。
ところが、翌朝から違和感の連続でした。
朝日が遠慮なく部屋に差し込み、眠りが浅くなったような感覚。しかも、丈が微妙に足りず、窓の下から冷気が入り込む。
生地もテロテロで、部屋全体がなんだか安っぽく見えてしまい、「失敗したかも…」という後悔がじわじわと広がっていきました。
この失敗から、私はカーテン選びの重要性にようやく気づいたのです。
なぜドンキのカーテンは失敗だったのか?
夜中の衝動買いで購入したカーテンが、なぜこんなにも後悔につながったのか。その理由は大きく5つあります。
①遮光性が足りなかった
遮光等級2級と表記されていたにもかかわらず、朝になると部屋の中がほぼ昼間のような明るさに。
「遮光って書いてたのに…」という思いとは裏腹に、カーテンの隙間からもれ出る光が眩しすぎて、毎朝早く目が覚めてしまいました。
特に寝室で使う場合、遮光性能が低いことは致命的。遮光1級以上の性能でなければ、快適な睡眠環境は得られません。
②サイズが微妙に合わなかった
既製サイズしか置いていなかったため、「たぶん大丈夫だろう」と思って買ったカーテン。
しかし、実際に掛けてみると丈が10cm以上短く、下からの光と冷気を完全に遮ることができませんでした。
「ちょっと短いけど使えるだろう」と妥協した結果、寒さと眩しさに日々イライラするはめに。
③生地が安っぽくて空間に馴染まない
開封してまず感じたのは、「ペラペラすぎる…」という不安。
生地の薄さ、光沢の強さ、そしてどこかチープな見た目が、部屋全体の雰囲気を壊してしまいました。
家具との統一感もなく、「部屋の中でカーテンだけが浮いている」そんな違和感が日に日に増していきます。
④取り付けが面倒だった
フックが既存のレールと合わず、無理やり引っ掛けて使っていました。
そのせいで片方だけ高さがずれていたり、きちんと閉まらなかったりとストレスが溜まる日々。
ドンキの商品は“とりあえず安く買える”が強みですが、“誰でもすぐ使える”とは限らないのだと実感しました。
⑤部屋の雰囲気と完全にミスマッチ
ベージュ系でまとめていた部屋の中に、なぜか黄みの強いカーテンが登場。色合いが想像と違いすぎて、統一感が崩壊しました。
カーテンは面積が大きい分、部屋の印象に与える影響も大きいです。
「カーテン一つでこんなに部屋の空気感が変わるのか…」と驚いたと同時に、適当に選んだことを強く後悔しました。
安さ重視で損した本当のコスト
安いカーテンを選んだことで、一見“お得”に見えた買い物が、実は生活全体で損になっていたことに気づきました。
①電気代がじわじわ上がる
カーテンの断熱性能が低いと、室内の温度が保ちにくくなります。
筆者の部屋は冬になると外気がそのまま入り込み、暖房をつけてもなかなか暖まりませんでした。
その結果、エアコンの稼働時間が長くなり、電気代が月1,000円ほどアップ。
資源エネルギー庁によれば、断熱効果の高いカーテンを使うことで冷暖房効率が20%以上改善されるというデータもあります。
「月1,000円×12ヶ月=12,000円」と考えると、断熱カーテンへの初期投資はむしろ“節約”と言えます。
②結局、買い直すハメに
最初に買ったドンキのカーテンは約2,000円。
ですが、使い始めてから3ヶ月後に「これは無理だ…」と判断し、ニトリで約5,000円の遮光カーテンを買い直しました。
つまり、合計で7,000円以上の出費になったのです。
最初から適正価格のカーテンを選んでいれば、不要な買い物も処分費もかからなかったはず。
「安いから、とりあえず」で選んだ自分を少し恨みました。
③体調や睡眠の質にも影響
カーテンの遮光性は、睡眠の深さに直結します。
明るさがあると、体内時計が狂い、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌が妨げられるという研究報告もあります(国立精神・神経医療研究センター)。
筆者自身も、朝日で毎日目覚めることで「疲れが抜けない」「起きた瞬間からだるい」と感じる日が続きました。
断熱が弱いことで寒さを感じやすくなり、体が冷えて眠りも浅くなる。
たかがカーテン、されどカーテン。快適な睡眠環境づくりには、欠かせない存在なのです。
買い直して本当に良かったおすすめカーテン3選
ドンキでの失敗を踏まえ、機能性・デザイン・価格のバランスが取れた「本当に満足できたカーテン」をご紹介します。
①ニトリの遮光1級カーテン
買い直しで最初に選んだのは、ニトリの遮光1級カーテン。
「Nグリップ遮光1級」は1セット3,000〜5,000円程度と手が出しやすく、取り付けも簡単です。
光をほぼ完全にシャットアウトしてくれるので、朝日で目が覚めることは一切なくなりました。
見た目もすっきりしていて、部屋の雰囲気ともなじみやすいカラー展開が豊富。
手入れもしやすく、洗濯しても型崩れしにくいのが嬉しいポイントです。
②カインズの断熱・防音カーテン
冬場の寒さや外の音が気になる部屋には、カインズの高機能カーテンを選びました。
裏地付きでしっかり厚みがあり、遮光だけでなく断熱・防音にも効果を感じられます。
冷暖房の効率が上がったことで、体感でも電気代が減ったのが分かりました。
価格は5,000〜7,000円台とやや高めですが、それに見合った快適さが得られます。
特に寝室や子ども部屋など、静かで温かい環境を求める場所におすすめです。
③楽天市場のオーダーカーテン
「もう失敗したくない!」という思いから、最後に選んだのが楽天市場のオーダーカーテン。
サイズを1cm単位で指定できるので、窓にぴったりフィットします。
遮光・断熱・UVカットなどの機能も選択可能で、レビューも充実しているので安心して購入できました。
筆者が選んだのは「びっくりカーテン」ブランドで、北欧風のデザインが部屋全体の印象をワンランク上にしてくれました。
価格は1窓あたり6,000〜10,000円程度ですが、完全に納得できる仕上がりです。
後悔しないカーテン選びの5ステップ
ドンキでの失敗と買い直しの経験を踏まえて、「もう二度と失敗したくない!」という方に向けて、実践的な選び方のステップをまとめました。
①使う部屋の目的を明確にする
リビングか寝室か、子ども部屋かによって必要な機能は大きく変わります。
筆者は引っ越し後、なんとなくカーテンを選んで失敗しましたが、部屋の役割を最初に考えていれば、遮光性や断熱性の重要さにも気づけたはずです。
「くつろぎたいのか?」「睡眠の質を上げたいのか?」と、自分に問いかけることが第一歩です。
②正確にサイズを測る
既製カーテンのサイズと合わないまま妥協すると、遮光や断熱効果が半減してしまいます。
メジャーで「レール幅」「丈(窓枠上から床まで)」を2回以上測定し、記録しておきましょう。
筆者はこれを怠ったせいで、10cm短いカーテンを買ってしまい、寒さと眩しさに毎日苦しみました。
③必要な機能を明確にする
遮光(1級〜3級)・断熱・防音・UVカットなど、カーテンに求める機能は家庭によって異なります。
寝室なら遮光1級が必須、リビングならUVカットや採光性重視といったように、目的ごとに機能を選ぶ視点が必要です。
複数の機能が1枚に備わっているタイプもあるので、比較サイトや店舗での確認をおすすめします。
④生地の質感と色味を確認する
ネットで見た色と実物の色が違って見えることは珍しくありません。
可能であれば店舗でサンプルを見たり、無料サンプルを取り寄せることで「こんなはずじゃなかった」を防げます。
筆者は照明の色で“くすんで見える”カーテンを選んでしまい、部屋全体が暗く見えるという失敗をしました。
⑤価格と品質のバランスを見る
安ければ良い、高ければ安心、とは限りません。
耐久性、洗濯可能か、取り付けのしやすさなど、実用面も加味して「この値段で何年使えるか?」を意識することが大切です。
筆者が選んだニトリとカインズの中価格帯カーテンは、コスパ・快適性の両面で非常に満足できました。
まとめ|ドンキ カーテン 失敗から学んだこと
夜中に慌てて買ったカーテンは、結局使い続けられませんでした。
遮光・断熱・デザイン・サイズ…。カーテンには「安いだけじゃ測れない価値」があります。
失敗を経て買い直したニトリ・カインズ・楽天のカーテンは、それぞれの用途にぴったりフィットし、生活の質を大きく向上させてくれました。
本記事で紹介した「後悔しない5ステップ」を実践すれば、あなたも自分の部屋に最適な1枚を選べるはずです。