「ドンキ遮光カーテンって安いけど、実際どうなの?」と気になっていませんか?
この記事では、筆者が実際にドンキの遮光カーテンを購入して使い、最終的にやめたリアルな理由を詳しくご紹介します。
暗すぎて朝起きられない、見た目がチープ、部屋が圧迫されるなどの体験談に加え、買い替えて正解だったおすすめカーテンも紹介。
遮光カーテン選びに悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ドンキ遮光カーテンをやめた理由7選
ドンキ遮光カーテンをやめた理由7選について詳しく解説します。
- ①朝になっても真っ暗で起きられない
- ②生地が安っぽくてチープに見える
- ③閉めると部屋が狭く感じる
- ④毎日の開け閉めが地味に面倒
- ⑤洗濯が大変で不衛生になりがち
- ⑥レースカーテンで十分な遮蔽性があった
- ⑦色やデザインが選べず妥協した
それでは、それぞれの理由を詳しく見ていきましょう。
①朝になっても真っ暗で起きられない
完全遮光のカーテンは、朝日すらシャットアウトするのが魅力です。
しかし、実際にはこの「真っ暗さ」が仇になります。
人間の体内時計は、太陽光を感知することでリセットされる仕組みです。
朝になっても光が入らないことで、寝起きが悪くなり、体のだるさが抜けにくくなってしまいます。
ドンキの遮光カーテンを使っていたとき、筆者も何度もアラームを止めて二度寝してしまいました。
朝から活動的に過ごしたい方には、この点は大きなデメリットになるでしょう。
遮光率100%を求めるよりも、適度に朝日が入る2級遮光程度の方が目覚めには理想的です。
自然光でスッキリ起きたい方には完全遮光は合わないかもしれませんね。
②生地が安っぽくてチープに見える
ドン・キホーテで販売されている遮光カーテンは、価格が非常にリーズナブルです。
その分、素材や縫製がシンプルで、インテリアとしてはややチープな印象を与えることがあります。
特に光沢のあるポリエステル100%のカーテンは、安価な印象が強く出がちです。
部屋の雰囲気に高級感やナチュラル感を求める方には、満足度が低くなりやすいでしょう。
筆者もドンキのカーテンを取り付けた瞬間、「なんだか部屋が急に安っぽく見えるな」と感じたのを覚えています。
見た目重視の方や、インテリアにこだわりたい方には、もう少し価格帯を上げた商品をおすすめします。
③閉めると部屋が狭く感じる
遮光カーテンの特徴のひとつは「生地が厚い」ことです。
その厚みと暗さの相乗効果で、カーテンを閉じると圧迫感が強くなります。
特にワンルームや6畳程度の狭めの部屋では、遮光カーテンを閉めた瞬間に空間が一気に閉ざされたような印象を受けます。
筆者もワンルームで使用していた際、「カーテンを閉めただけで部屋が一段と狭く感じる」と違和感を持ちました。
広く見せたい部屋や開放感を大切にしたい方には、遮光カーテンの存在感はネックになりますね。
④毎日の開け閉めが地味に面倒
完全遮光カーテンは日中も閉めておく人が多いため、朝晩の開閉がルーティンになります。
しかし、生地が厚く重いため、タッセルにまとめるのも一手間です。
また、フックを通していると引っかかることもあり、意外とストレスが溜まります。
筆者も忙しい朝に「もう今日は閉めなくていいか」と妥協していたことがありました。
こうした小さな面倒が積み重なって、結果として「やめてよかった」という感想につながります。
⑤洗濯が大変で不衛生になりがち
遮光カーテンはサイズが大きく厚手なため、自宅の洗濯機で一度に洗えないケースもあります。
さらに乾きにくく、洗濯してから再設置までに時間と手間がかかります。
ペットや小さな子どもがいる家庭では、汚れやすさも問題になります。
筆者も犬がカーテンに粗相をしたときに、洗濯の大変さを実感しました。
今では、扱いやすい軽量のレースカーテンだけにしていますが、手軽に清潔を保てるのは大きなメリットです。
⑥レースカーテンで十分な遮蔽性があった
最近の遮像レースカーテンは、外からの視線をしっかりカットしてくれる性能があります。
筆者も夜間に外から覗かれる心配がないかを検証しましたが、まったく気になりませんでした。
そのため、厚手の遮光カーテンがなくても十分なプライバシー対策が可能だと分かりました。
むしろ日中の採光も保てて一石二鳥です。
特に高層階や道路に面していない部屋であれば、遮像レースだけで快適に過ごせますよ。
⑦色やデザインが選べず妥協した
ドンキの遮光カーテンは、展開されているカラーやデザインが限定的です。
特にナチュラル系や北欧風のインテリアと調和するカーテンを探していた筆者には、選択肢が少なく感じました。
結局「機能性で選んだけど、部屋に合わなかった」という事態になりました。
その後、無印良品のナチュラルカラーのカーテンに買い替えたところ、部屋の印象が一気に柔らかくなりました。
インテリアの統一感や居心地を重視したいなら、妥協せずに選べるラインナップがある店舗で購入するのが正解です。
ドンキ遮光カーテンのメリット5つ
ドンキ遮光カーテンのメリット5つについて解説します。
それでは、ドンキ遮光カーテンのメリットについて詳しく見ていきましょう。
①価格が安くて手に入れやすい
ドン・キホーテの商品最大の特徴は、圧倒的なコストパフォーマンスです。
遮光カーテンも例外ではなく、他のホームセンターや通販サイトと比べても低価格で購入できます。
例えば、一般的な完全遮光カーテンが6,000円以上する中、ドンキでは3,000円前後で入手できることもあります。
カーテンは意外と買い替え頻度が高いインテリアアイテムなので、手軽に導入・交換できるのは大きなメリットです。
一人暮らしの学生や新社会人、初めて引っ越す人にとっては非常に助かる価格帯だと言えるでしょう。
②外からの視線を完全に遮る
遮光カーテンは「光を遮る」だけでなく「視線を遮る」機能も兼ね備えています。
ドンキの遮光カーテンも例外ではなく、窓にぴったりと沿わせることで外部からの視線をしっかりと遮断します。
とくに1階や道路に面した部屋では、プライバシー保護が非常に重要になります。
遮光カーテンを閉じるだけで、室内が完全に見えなくなる安心感は大きいです。
女性の一人暮らしや、通行人の多い住宅街でも心配なく生活できるのはうれしいポイントですね。
③紫外線・日焼け対策になる
遮光カーテンは、太陽光だけでなく紫外線(UV)も遮断します。
UVカット機能があることで、フローリングや家具、家電の日焼けを防ぐ効果があります。
実際に、紫外線は室内に入っても50〜70%以上の影響を与えるという研究結果もあり、窓際の対策は非常に重要です。
カーテンの裏地にコーティングが施されている商品も多く、ドンキの遮光カーテンも紫外線遮蔽率が高い傾向にあります。
カーテン1枚でUV対策もできるなら、日焼け止めやブラインドなどを併用する必要がなく、手間もコストも省けます。
④夏は断熱・冬は保温に効果的
遮光カーテンは、遮光性の高さゆえに断熱・保温効果も期待できます。
ドンキの遮光カーテンも、しっかりとした生地が熱の出入りを抑えてくれます。
夏は外の強い日差しを防いで部屋の温度上昇を抑え、冬は室内の暖かい空気を逃がしにくくします。
その結果、冷暖房効率が上がり、電気代の節約にもつながります。
実際に筆者も、遮光カーテンを閉めるだけでエアコンの効きが良くなったと感じました。
⑤夜勤や赤ちゃんの昼寝に最適
完全遮光カーテンは、昼間でも真っ暗にできるのが最大の特長です。
そのため、夜勤明けで昼に睡眠を取る人や、赤ちゃんのお昼寝時間を確保したい家庭には最適です。
筆者の知人も、赤ちゃんの寝つきが良くなったと喜んでいました。
また、シフト勤務などで生活リズムが不規則な人にとっても、「いつでも暗くできる空間」があることは精神的にも大きな安心材料になります。
昼間にぐっすり眠れる環境を整えたい方には、ドンキの遮光カーテンは非常に有効な選択肢となるでしょう。
完全遮光カーテンの3つのデメリットとは
完全遮光カーテンの3つのデメリットについて解説します。
それぞれのデメリットを順に詳しく見ていきましょう。
①自然な目覚めができない
完全遮光カーテンは、朝になっても太陽光がまったく入ってきません。
その結果、人間の体内時計がズレてしまい、朝の自然な目覚めが困難になります。
太陽の光を浴びることで分泌されるセロトニンは、心身を目覚めさせる重要なホルモンです。
完全遮光の状態ではこのプロセスが阻害され、寝起きが悪くなったり、体が重く感じたりします。
実際、筆者も遮光カーテンを使用していた時期はアラームを3回鳴らしてようやく起きるということが日常でした。
一方で、2級や3級遮光カーテンに切り替えてからは、自然光で徐々に目が覚め、朝のリズムが整いやすくなりました。
特に朝型の生活リズムを整えたい方にとっては、完全遮光はかえって不便に感じることもあるでしょう。
②開放感や明るさがなくなる
完全遮光カーテンは光を遮断するため、日中でも室内が非常に暗くなります。
このため、空間全体の圧迫感や閉塞感が強くなる傾向があります。
特に暗い色(ネイビーやダークブラウンなど)のカーテンを選ぶと、視覚的にも重たく感じやすいです。
部屋を広く見せたい、明るく保ちたいという目的とは相反する性質を持っていると言えます。
例えばリモートワークや在宅時間が多い方には、日中も自然光を取り入れることで精神的な明るさを維持する方が向いているかもしれません。
筆者も遮光カーテンを使っていた際、「常に曇りの日のような暗さ」にストレスを感じた経験があります。
光を取り込みたい時間帯とのバランスを考えてカーテンを選ぶことが重要です。
③光漏れを防ぐのに追加対策が必要
「完全遮光」と言っても、カーテン本体の性能だけでは不十分なケースがあります。
というのも、遮光性能は「生地」だけでなく、「設置方法」にも大きく左右されるからです。
特にカーテンレールの上部や左右の隙間から光が漏れる「サイドライト」が問題になることがあります。
完全な遮光を目指すなら、以下のような対策が必要です:
対策方法 | 内容 |
---|---|
カーテンボックスの設置 | レールの上部を覆い、光の侵入を防ぐ |
リターン縫製 | カーテンの両端を壁側へ折り返して縫製し、隙間を減らす |
サイドカバーの使用 | 窓枠に追加の布やボードを取り付けて光漏れをカット |
これらの設備はコストや手間がかかるため、手軽に完全遮光を求める方にはハードルが高く感じられるかもしれません。
筆者も実際に、完全遮光カーテンを買ったものの、レールの上から漏れる光にイライラして、最終的に遮光性を多少落としてでもストレスのない生活を選びました。
遮光性能を追求するあまり、日常の快適さを犠牲にしないように注意が必要です。
遮光カーテンはこう選ぶ!等級と素材の違い
遮光カーテンはこう選ぶ!等級と素材の違いについて詳しく解説します。
遮光カーテン選びで失敗しないために、重要なポイントを押さえておきましょう。
①遮光1級・2級・3級の違いとは
遮光カーテンは、遮光率によって1級・2級・3級、そして完全遮光に分類されます。
この等級は、日本インテリアファブリックス協会(JIF)が定めた基準に基づいています。
等級 | 遮光率 | 部屋の明るさの目安 |
---|---|---|
完全遮光 | 100% | 人の顔すら認識できない暗さ |
1級遮光 | 99.99%以上 | 顔の表情が識別できない |
2級遮光 | 99.80%以上 | 顔の表情は分かるが少し暗い |
3級遮光 | 99.40%以上 | 人の姿が分かる程度の薄暗さ |
真っ暗な空間を求めるなら「完全遮光」または「1級遮光」がおすすめです。
一方で、朝の自然な光を取り入れたい場合は「2級」や「3級」でも十分なケースがあります。
等級の違いを正しく理解して、自分の生活スタイルに合うレベルを選ぶことが重要です。
②完全遮光は裏面コーティングがポイント
遮光カーテンの遮光性能は「織り方」と「コーティング加工」によって大きく異なります。
特に完全遮光カーテンは、生地の裏側にアクリル樹脂やウレタンコーティングが施されているタイプが主流です。
これにより、生地の隙間から光が通ることなく、100%の遮光を実現しています。
ただし、コーティングが分厚くなると通気性や風合いが損なわれるという欠点もあります。
また、コーティング部分が劣化しやすく、経年で遮光性が落ちることもあるので注意が必要です。
購入時には「裏面コーティング」や「遮光率100%」の表記があるかを必ず確認しましょう。
③暗くしたい場所と明るくしたい場所を分ける
遮光カーテンを全室に使うのではなく、部屋ごとに目的を分けて使い分けるのが賢明です。
たとえば、寝室には「1級遮光」や「完全遮光」がおすすめです。
一方で、リビングやダイニングは「2級〜3級遮光」や「ミラーレースカーテン」で適度に光を取り入れるスタイルが快適です。
筆者宅でも、寝室は完全遮光で暗く、リビングは薄手のレースを使って明るく開放的に保っています。
ゾーンごとに適した遮光レベルを選ぶことで、暮らしやすさが格段に向上します。
④おしゃれに見える色・素材の選び方
遮光カーテンは「暗い色で重たい雰囲気になりがち」という声もありますが、選び方次第でおしゃれに仕上げることが可能です。
明るいベージュやグレー、くすみ系カラーなどは、遮光性がありつつも軽やかな印象を与えてくれます。
また、リネン風の風合いやナチュラルテイストの素材を選ぶことで、圧迫感を和らげる効果もあります。
最近では、北欧柄や幾何学模様など、デザイン性の高い遮光カーテンも多く販売されています。
機能性だけでなく、見た目の「満足感」も重視して選ぶのが現代の主流となっています。
特に来客の多いリビングやおしゃれ空間を作りたい方には、見た目と機能性の両立がカギになりますね。
買い替えて正解!おすすめ遮光カーテン3選
買い替えて正解!おすすめ遮光カーテン3選についてご紹介します。
ドンキの遮光カーテンから買い替えて本当に満足できた、信頼のブランドを厳選してご紹介します。
①ニトリ:コスパ最強で種類が豊富
遮光カーテン選びでまず名前が挙がるのが「ニトリ」です。
価格帯は1,500円〜と非常にリーズナブルでありながら、遮光等級別・カラー・サイズのバリエーションも豊富です。
完全遮光・遮熱・防音といった多機能カーテンもラインナップされており、一人暮らしからファミリー層まで幅広く対応しています。
実店舗での現物確認もできるため、「思っていた色と違った」「サイズが合わなかった」といった失敗も防げます。
筆者もニトリの「Nグリップ遮光1級カーテン」に買い替えましたが、軽量かつ生地の質感もよく、見た目の満足度が高まりました。
「機能性・価格・デザイン」のバランスが取れた万能ブランドといえるでしょう。
②無印良品:ナチュラルで質感が上品
「遮光もしたいけど部屋の雰囲気を壊したくない」そんな方には無印良品のカーテンがおすすめです。
無印は、綿や麻など天然素材に近い風合いで仕上げたカーテンが多く、遮光性能とデザイン性を両立しています。
中でも「遮光性ポリエステルプリーツカーテン」は、ナチュラルカラーを活かしつつ遮光1級という機能性も併せ持つ逸品です。
インテリアとしての一体感が欲しい人にはピッタリです。
価格はやや高めですが、生地のしっかり感や縫製の丁寧さから「長く使える一枚」を探している方には大満足でしょう。
筆者宅では寝室用として採用していますが、寝具や家具との調和が取れて、居心地の良さが格段にアップしました。
③カーテンくれない:完全遮光と見た目の両立
通販専門店として人気の「カーテンくれない」は、遮光カーテンにおいて非常に高評価を得ています。
特に「K-wave-D-plain」は、完全遮光(遮光率100%)ながらも、無地カラーでインテリアになじむ設計です。
さらに、防音・断熱・UVカットなどの機能も搭載しており、多機能カーテンの代表格です。
サイズオーダーが可能なので、既製品では合わない窓にも対応できる点が嬉しいですね。
生地の質感も通販とは思えないほど上質で、安っぽさがありません。
筆者が使った印象としても、ドンキ製品との最大の違いは「触れたときのしっかり感」でした。
完全遮光でもおしゃれを諦めたくない人には、非常におすすめです。
まとめ|ドンキ遮光カーテンをやめたリアルな理由
やめた理由7選 | 詳細リンク |
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朝になっても真っ暗で起きられない | こちら |
生地が安っぽくてチープに見える | こちら |
閉めると部屋が狭く感じる | こちら |
毎日の開け閉めが地味に面倒 | こちら |
洗濯が大変で不衛生になりがち | こちら |
レースカーテンで十分な遮蔽性があった | こちら |
色やデザインが選べず妥協した | こちら |
ドンキの遮光カーテンは手軽で安価な反面、実際に使ってみると遮光性能が過剰だったり、デザイン性に不満を感じるケースもあります。
買い替えたことで生活の質が上がったと実感した筆者の体験からも、遮光カーテン選びは価格だけでなく、遮光等級・デザイン・洗濯のしやすさなど総合的に考えることが大切です。
自分にとって「ちょうどいい遮光」を見つけたい方は、ぜひこの記事で紹介した選び方や代替商品も参考にしてみてください。